ジャガー車検 整備 修理技術ファイル
ジャガー整備工場 > ジャガー技術ファイル事例一覧 > No.077 Xタイプ ブレーキキャップ交換
ブレーキフルードリザーブタンクのキャップ破損です。
別件の冷却水漏れにて入庫でしたが、点検中にブレーキフルードのリザーブタンクが破損しているのを発見しました。ブレーキフルードには吸水性があり、大気中の水分を吸って沸点が低下しベーパーロック等危険な現象が発生する為定期的な交換が必要ですし、タンクにはしっかりと機密を保持するキャップが取り付けられています。ですが今回はそのキャップが破損、口が開いてしまっていました。これでは加速度的に吸水が進みますし、揺れでこぼれれば液面の減少、塗装破壊などを招きます。該当のキャップを交換しブレーキフルードを全量交換して作業完了です。