ジャガー車検 整備 修理技術ファイル
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No.081 XJ X308 XJRエンジン不調修理
エンジン不調にて修理依頼です。
症状としては吹け上がりが悪い、回転が落ちたままエンストしそうになるといった症状、エンジンチェックランプは点灯していません。
早速ジャガーテスターで診断するとエアマス異常のエラーが入力されていました。診断を深めて原因を断定すると今回はエアマスセンサーの特性ズレセンサーから出力される信号が少しずれているという故障です。こういった特性ずれの場合はコンピューターも故障しているという認識をしないのでエンジンチェックは点灯しない場合が多く、なんとなく調子が悪い…となります。また診断も車種毎の基準値をしっかりと把握していないと診断できません。
早速ジャガーテスターで診断するとエアマス異常のエラーが入力されていました。診断を深めて原因を断定すると今回はエアマスセンサーの特性ズレセンサーから出力される信号が少しずれているという故障です。こういった特性ずれの場合はコンピューターも故障しているという認識をしないのでエンジンチェックは点灯しない場合が多く、なんとなく調子が悪い…となります。また診断も車種毎の基準値をしっかりと把握していないと診断できません。
オイル漏れがあるとの修理依頼です。
早速リフトに上げて診断を進めていきます。上からエンジンルームを覗いた感じ特にオイル漏れはなさそうでしたが、リフトアップするとありました!
場所は車体後方に付いているデファレンシャルから漏れています。今回のデフフロントシールからの漏れはX308ではお馴染みの箇所になります。作業はデフに接続されているプロペラシャフト、ディスクジョイント等を取り外しシールを打ち替えていきます。交換後はデフオイルを交換して作業完了です。
場所は車体後方に付いているデファレンシャルから漏れています。今回のデフフロントシールからの漏れはX308ではお馴染みの箇所になります。作業はデフに接続されているプロペラシャフト、ディスクジョイント等を取り外しシールを打ち替えていきます。交換後はデフオイルを交換して作業完了です。
右にウィンカーを出すとハイビームが点灯するとの修理依頼です。
ジャガーテスターにて診断開始です。車両側のコンピューターではエラーとして認識せず、ウィンカーもハイビームも点灯が正常であることが判明しました。こうなるとアナログ的な部分が原因の可能性がでてきます。その後も診断を続けていくとウィンカーレバー本体の不良が判明しました。内部接点がおかしく、ウィンカー時にパッシングの接点も接触してしまっています。レバー交換にはハンドル周辺、エアバックなども取り外し交換していきます。
走行中にエンジン不調、各種警告灯点灯にて修理依頼です。
ジャガーテスターを当てて診断開始です。ECUにはスロットルバルブ不良のエラーが入力されていました。X350ではお決まりの故障ですね。
実測値を確認してもやはり間違いないようです。スロットルバルブはエンジンの制御のみならずABS、トラクッションコントロール等にも関連してくるのでそれらの警告灯も点灯してしまいます。今回はスロットルを交換して作業完了です。
実測値を確認してもやはり間違いないようです。スロットルバルブはエンジンの制御のみならずABS、トラクッションコントロール等にも関連してくるのでそれらの警告灯も点灯してしまいます。今回はスロットルを交換して作業完了です。
オイル漏れにて修理依頼です。
お客様より車両後方という事を伺っていたのでA/Tかな?と思いつつ点検を進めていくとリアデフよりオイル漏れです。デフからの漏れはジャガーに限らずメルセデス、BMWでも多いですね。取り外しはマフラー、ドライブシャフト、リアメンバー等を取り外す重整備になります。今回はバックプレートガスケット再施工とサイドシールを交換、汚れていたデフオイルを全量交換して作業完了です。
1年点検にて御入庫です。
今回は1年点検で御入庫でしたので各処点検を進めていきましたが今回はオイル漏れ等大きな問題点は見つかりせんでしたが、消耗品の劣化が目立ちました。ファンベルトや各油脂類、フィルター類の交換をメインで行いました。フィルター類等でも劣化したままですと燃費悪化、、出力低下など様々な症状を引き起こす可能性があります。愛車を長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが大切ですよ。
車検にて御入庫です。
点検を進めていくとオイル漏れ等とは別に右フォグランプが割れているのを発見しました。低い位置に付いているものなのでたぶん飛び石によるものでしょう。
灯火の割れ、不点灯等は検査項目に引っ掛かってしまう部分ですので今回は交換にて修理させていただきました。
灯火の割れ、不点灯等は検査項目に引っ掛かってしまう部分ですので今回は交換にて修理させていただきました。
冷却水漏れにて修理依頼です。
早速点検を開始するとエンジン後方より冷却水が垂れてきます。これはエンジンVバンク真中に通るヒーターホースからの水漏れです。このホースを交換する為にはNA車ならインレットマニホールドS/C車ならS/C本体をそれぞれ外す必要があり大変な作業になります。たった一本のホースを替えるためにこれだけのパーツを外す必要があります。
エンジンチェックランプ、「セイノウテイカ」点灯修理依頼です。
まずはジャガー専用テスターにて診断開始です。エラーコードを確認していくとO2センサー不良がありました。現車の症状とも合致する部分が多いのでO2センサーの単体点検を行っていきます。その結果エラー通り右バンク側のO2センサー内に断線がありました。今回は交換して作業完了です。エラーも無事消えました。
エンジンから異音がするとの修理依頼です。
点検開始です。確かにエンジンよりガラガラという様な音がしています。補機類等各部を切り離しながら点検を進め原因を絞りこみます。今回はエンジン内部のチェーンテンショナーが原因でした。タイミングチェーンを張る為の部品で壊れるとエンジンブローの危険性もあるものです。今回は大事に至る前に修理する事ができました。
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ジャガー車種別故障修理技術ファイル