ジャガーX308/XK登場から早くも20年以上
発売から20年以上経過しているのにもかかわらず、根強い人気の丸目のジャガーXJ X308型。
ジャガーXJ/XJR/XK X100型/XK8/XKR クーペとならび、弊社でも多くの入庫をいただいている車両になりますが、さすがに経年による劣化や消耗は避けられない所ではあります。
自動車業界はEV(電気自動車)へと言われていますが、まだまだ現役。逆にメンテナンスをすれば充分にポテンシャルを維持できる車です。
そこで、このページでは上記の車種の弊社で多い修理箇所、不具合箇所をピックアップしてみました。
1.エアコン操作パネルの照明切れ
まずはわかりやすい箇所で操作パネル。左右で2個のバルブを使用していますが、必ず片側が切れてこのような感じになります。
バルブ交換で直りますので安心してください。タッチパネルとは違います。
2.メーターの照明不点灯
こちらも多い事例ですがバルブ交換で大丈夫です。
3.トラクションコントロール、スタビリティコントロール警告灯 点灯
センサー系は診断をしないと断定はできませんがABSモジュールやABSスピードセンサーの不良が多いです。
センサーは交換になり高額ですが、ABSモジュールは修理可能ですので費用を抑えることができますよ。
4.ATオイルパンからのオイル漏れ
現在の車は樹脂製のオイルパンが多いですが、X308、XK8はスチール製ですのでガスケット交換でOKです。
5.A/Tトランスミッション不具合
トランスミッション新品交換になりますと非常に高額ですが、マーキーズではオーバーホールで対応しています。ご安心ください。
6.エンジン警告灯点灯
色々な理由がありますが、多いのはオーツーセンサーの不具合ですね。交換して初期化すればすぐに直ります。
7.冷却水不足点灯
多いのがインレットマニホールド下のホースやウォーターポンプ、サーモハウジング廻り、ラジエターです。水回りはピンスポットで修理するより、ある程度付随部品はすべて交換した方が良いです。
8.フロント足廻り異音
多いのがフロントのアッパーマウントブッシュの経年劣化です。これは年式が経つと避けられないところでしょう。ブッシュが砕け、隙間が空くことにより走行中や段差でガタゴト異音が発生します。修理すると見違えたようになります。
9.フロント足廻りのアームブッシュの経年劣化
経年劣化によりブッシュが切れてしまい、ハンドリングやブレーキング時の姿勢変動やハンドルに伝わる振動が発生します。
10.ブレーキ鳴き&ジャダー(振動)
ブレーキパットやディスクの摩耗、キャリパーの作動不良によりディスクに段差ができたり、ブレーキング時にハンドルやブレーキペダルに振動を感じるようになります。まずは点検ご依頼ください。
11.リヤ足廻りアームブッシュ切れ、ショックアブソーバーのブッシュ抜け
こちらも非常に多くの修理事例があります。大半のX308、XJR、XK8、XXRは写真のようにブッシュが切れています。走行やハンドリングに支障が出るのはもちろんのこと、車検も不具合となる箇所になります。ディーラーではアームアッセンブリー(一式交換)ですが、マーキーズではブッシュ単体で交換し、なるべくお安く提案できますよ!
12.オーバーヒート
多いのがサーモスタットや電動ファン、水温コントロールが二段階になり、低回転、高回転と回るようになってしまいます。これが低回転しか回らないなど故障が起きるとオーバーヒートしてしまいます。
13.ベルト廻り
入庫して気づくのですが以外に多いのが、ベルト回りが初期のままのジャガーです。
ジャガーは対策品が出ており、ベルトやテンショナーアイドラーなどが変更されています。耐久性が上がっているのも間違いないですが、ベルト鳴きやベアリングの異音などが起きないよう対策されています。
14.足廻りからのコトコト音
ブッシュ抜けかな~と思っていると、ショックアブソーバー本体からの異音も多いです。年数で考えれば抜けていても不思議ではない箇所ではあります。
XJ/XK8、XJR/XKRでは電子制御付きのアブソーバーと電子制御なしのノーマルアブソーバーがありますので注意が必要です。
ジャガーを大切に乗っている方、このモデルが好きで購入した方、ずっと乗り続けたい方、マーキーズが応援いたします!
X308及びXK8が発売された当初より整備を行ってきたマーキーズだからできる整備、作業に自信があります。
心配な方、上記に該当する方、該当しないが他に不具合がある方もお気軽にご相談ください。
- お電話にてお問い合わせの方 ⇒ Tel:03-5600-2757
- FAXにてお問い合わせの方 ⇒ Fax:03-5600-2768
- LINEにてお問い合わせ ⇒ LINE公式アカウント