ジャガー車検 整備 修理技術ファイル
まずはオイル漏れの点検から始めます。
このモデルはオイル漏れの定番箇所が決まっており、案の定今回もステアリングラックからかなりの量が漏れている状態です。続いてオーバーヒートですがアイドリング状態で点検をしていくと水温がすぐに100度付近まで上昇しました。そこでラジエータに繋がるホースを確認すると出口側のホースに感触がありません。恐らくサーモスタットが固着しているのでしょう。
サーモスタットを取り外して確認した所、錆で完全に作動が停止していました。
冷却水も赤茶色な錆色な状態です。
輸入車全般になりますが、油脂類を含め日頃からの定期的なメンテナンスがトラブルの予防になります。
そこで現在主流であるHIDのキットを取り付けをしますが、X308型のヘッドライトレンズはバルブにささるカプラーがそのままヘッドライトの蓋の役目をしており外してしまうと水が混入し大変な事になります。そこでヘッドライト側とカプラー側を加工し取り付けていきます。
通常より工賃は割高になりますが交換後は最高ですよ。他エアコン操作の液晶パネルのバルブを交換し完了です。
早速ロードテストを行い下廻りの点検です。
モデルは違えど、ジャガーの足廻りはXJ・XKと共通な所が多いですので今回も不具合個所は案の定ブッシュ関係でした。
交換後は異音もなくなり、安定した走行が出来るようになりました。
むしろ暖房が効いているような感じです。暖房の風を感じますので、ヒータバルブ関係も視野に入れ診断を進めていきます。
電源ライン及び通信回路を点検した所、入力があるのにコンプレッサーが作動しないという事が分かりました。
まずは、コンプレッサーの交換からになります。交換後、A/Cシステムは正常に作動しますがヒーターバルブ固着により設定した温度になりません。
今回は、コンプレッサー以外にもヒーターバルブも交換し、しっかり風が冷える事を確認し修理完了です!
次にリフトに上げ、足回りを点検していくとボールジョイントのダストブーツが切れてしまっていることを確認しました。
ボールジョイントは間接のような構造になっており、連結部に砂やゴミが入らない様ゴムのブーツをかぶせてあります。
ブーツが切れてしまいますと中のグリスが出てきてゴミが関節部分に入ってしまい固着してしまいます。
ボールジョイントはアームとセットになるのでAssy(複数が組み合わさった構成部品)交換となります。
交換後走行テストを行い、音が出ない事を確認し、整備完了です。
幸いにも店員など目撃者が多く、後日になりぶつけた相手から連絡が来たそうです。
オーナー様は寛容な方で修理代は弁償してもらうが、なるべく低価格で修理してあげてほしいとご依頼頂きました。
凹みまでは無いにしろ、傷は見た目よりも深い状況でした。
ボディーのプレスラインと言われる折れ線のようになっている箇所のちょうど角になる部分が削れたように傷付いています。
範囲は狭いですが、このプレスラインを修復するのは高い技術力と経験を要します。
オーナー様の意向に沿うかたちで修復を行い、無事に示談成立となりました。
X358のラジアスアームブッシュには、グリスが封入されており振動や衝撃を緩和しています。ブッシュからのグリス漏れがあると、不快な振動や異音の原因となりますので早期修理が必要です。
ラジアスアームは、アームアッセンブリだと高額になる為、ブッシュ打ち替えにて作業を行いました。
交換作業後、試運転を行い異音が消えている事を確認し作業完了となりました。
走行テストを行い常にギシギシと音がなる事が確認出来ました。次に異音箇所の特定です。車を揺らしたり、リフトにて各ブッシュ1つ1つ確認していきます。今回はリア側のショックアブソーバ、アッパーマウントの交換とリアアームの交換です。リア足整備をした場合アライメント調整が必須です。
まず異音、振動の点検はロードテストからです。ドライブに入れてアクセルを踏み込むと振動が、特にシート下から感じられました。
次にリフトで下廻りを点検するとプロペラシャフトのディスクジョイントが破断していました。プロペラシャフトは回転運動をしている上、バランスがとても重要な部品です。その為少しでもバランスが崩れるだけで異音、振動につながります。
今回の原因はディスクジョイントですが交換をする場合ディスクだけではなく、ASSYでバランスを取ったものに交換します。もしディスクだけですとプロペラシャフトとバランスが取れず交換しても異音が発生しやすくなります。負荷がとてもかかる部品ですので1年点検でも要チェック箇所です。
エアコンの冷風が出ないと言う事でご入庫頂きました。早速ガスの量を確認する事から開始します。
ガスが入っていない状況が分かりましたので、規定量まで補充をしてみたところ冷風が出てきました。
エアコンシステムに故障が無い事がこれで分かりましたので、どこかでガス漏れが発生していると判断できます。
ここからは時間をかけて漏れている箇所を探していきます。ジャガーでは珍しく冷気を作るエバポレーターから漏れていました。
室内を順に分解して行き、問題のエバポレーターがようやく顔を出します。こちらの部品を交換し逆の手順で組み上げて行きます。
交換作業が全て完了し、真空引き、ガス充填、冷風が出る事を確認し修理完了です。
Warning: Undefined variable $additional_loop in /home/marquis002/jaguar-seibi.jp/public_html/tech/wp-content/themes/mqj/tag.php on line 75
Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/marquis002/jaguar-seibi.jp/public_html/tech/wp-content/themes/mqj/tag.php on line 75