ジャガー車検 整備 修理技術ファイル
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No.115 ジャガー XK リア足回り異音修理
リアからコトコト異音がするとの修理依頼です。
車両をリフトアップして診断を始めます。独特の足回り形状をしているジャガーですので診断もジャガーに特化したノウハウが必要になります。診断を進めていくと今回の原因はリア足回りのショックアッパーブッシュでした。固いスポンジの様な素材で、年数が経ってくるとボロボロに砕け、ブッシュの役割を成さなくなります。
リアショックを外す為にはリアアクスル全体を下げる必要があり、ショックを外すだけなのに大がかりな作業になってしまいます。
リアショックを外す為にはリアアクスル全体を下げる必要があり、ショックを外すだけなのに大がかりな作業になってしまいます。
ステアリングを切ると唸るような音がするとの修理依頼です。
早速診断を進めます。確かにハンドルを切るとブゥーーーブゥーーーとエンジンルームから唸る様な音がします。パワステフルード不足ですね。しかし診断はここから!通常循環しているので減るはずのないフルードが何故減っているのかを診断する必要があります。リフトアップし確認するとパワステフルードの漏れを発見しました。これがフルードが減ってしまった原因でしょう。今回はパワステポンプ本体からの漏れでしたのでポンプと同時にパワステホース2本を交換して作業完了です。
走行中にゴトゴト異音がするとの修理依頼です。
異音を試運転にて確認し、診断開始です。今回はフロントからの音でしたのでフロント周りを重点的に診断していきます。車両を揺らしたり、走行状態を再現しながら何処が異常な動きをしているか?を探していきます。今回原因となっていたのはサブフレームマウント、メインのフレームとサブフレームを繋げる重要なマウントです。劣化すれば振動やガタの原因になります。交換にはエンジンを浮かせサブフレームを降ろす重整備になります。
走行中に車両後ろから異音がするとの修理依頼です。
まずはロードテストを実施します。左リアから車速に伴ってゴーとロードノイズの酷い様な音が聞こえます。その後はリフトアップし点検、リアのハブベアリングを点検すると予想通り大きなガタと振れがありました。ハブベアリングはタイヤを保持するための重要なベアリングです。今回はベアリングのみを打ち替えて作業完了です。
足廻り異音にて修理依頼です。
ロードテストと点検を行い原因を究明していきます。リフトアップ時各アーム類のガタを見ているとスタビライザーバーに大きなガタがありました。
原因はスタビブッシュ。原型を留めていないほど劣化してしまっていました。ブッシュの交換を行い、無事異音を消すことができました。また同時に劣化していたスタビリンクも交換して作業完了です。
エンジンから異音がするとの修理依頼です。
点検開始です。確かにエンジンよりガラガラという様な音がしています。補機類等各部を切り離しながら点検を進め原因を絞りこみます。今回はエンジン内部のチェーンテンショナーが原因でした。タイミングチェーンを張る為の部品で壊れるとエンジンブローの危険性もあるものです。今回は大事に至る前に修理する事ができました。
走行中にコトコト異音がするとの修理依頼です。
まずは試運転を行います。車両後ろの方からコトコト音が聞こえてきます。段差等はあまり関係なく常に不規則に鳴っている感じです。この症状はほぼリアスタビリンクのブッシュ、ブーツ類が原因です。その後リフトアップして確認するとブッシュ、リンクともガタがありましたのでどちらも交換して作業完了です。Xタイプでは非常に多い症例です。
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ジャガー車種別故障修理技術ファイル