ジャガー車検 整備 修理技術ファイル
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No.109 ジャガー Sタイプ V8 冷却水漏れ 修理
ジャガーSタイプ(V8)の冷却水漏れの修理依頼です。
冷却関係のハウジングやホースなどラインを点検してみるとサーモスタットが取り付けられるハウジングから冷却水漏れが見つかりました。このハウジングはインテークマニホールドを脱着しなくてはならないので、水廻りの他にも作業に関連するシール類の交換が必要になります。作業完了後は無事、水漏れは無くなりました。水廻りに使われている樹脂部品は劣化により急に破損することなどありますので、定期的な点検を依頼する事をお薦めします。
走行中に冷却水不足の警告灯が点灯したとの修理依頼です。
早速エンジンルームを覗いてみると直ぐに漏れ個所を発見できました。冷却水が漏れた後乾燥するとムースの様な泡状になるのですが物凄い量の漏れ跡泡がウォーターポンプより噴き出して下に垂れていました。他もくまなく診断していくとホースの繋ぎ目、パッキン等至る所に漏れ跡を発見しました。お客様と打ち合わせの結果一気に修理すると仰って頂けましたので今回は冷却水周りと同時に酷かったエンジンオイル漏れ修理を一式行いました。エンジン回りの修理は分解箇所が重複する場合が多いので一気に行ってしまった方がお得なケースが多いです。
走行中に「レイキャクスイフソク」が点灯したとの修理依頼です。
診断を進めていきます。ボンネットを開け冷却水のリザーブタンクを見てみると空っぽです。これでは当然警告灯が点灯しますね。後は冷却水が減る原因を見つけるだけですがX350の場合エンジン前側にパーツが多い為ある程度分解を進めながらの診断になります。冷却水回路を辿っていくと見つけました。ウォーターポンプから漏れています。
漏れはかなり酷くエンジンを伝って下まで滴っていました。今回はウォーターポンプのガスケットではなく本体の合わせ面からの漏れでしたのでウォーターポンプ自体を交換して作業完了です。
冷却水漏れは後が怖いトラブルですので早めの修理がキモですよ!
漏れはかなり酷くエンジンを伝って下まで滴っていました。今回はウォーターポンプのガスケットではなく本体の合わせ面からの漏れでしたのでウォーターポンプ自体を交換して作業完了です。
冷却水漏れは後が怖いトラブルですので早めの修理がキモですよ!
スピードメーターの半分と水温計のバックライトが点かないとの修理依頼です。
定番のメーターイルミバルブの球切れですね!近年はLEDバックライトやカラー液晶等でどんどん修理できる物が減っていますが、このX308ではいわゆる普通の電球を使っているのでストップランプ等と同じで球切れを起こします。ウッドパネル等を取り外し、本当に球切れを起こしているかを単体点検すれば診断完了です。交換も同様の手順でメーター本体を取り外し交換するだけです。
簡単な作業ですが、劣化して暗くなった電球から新品に変えると明るさに驚きますよ!!
簡単な作業ですが、劣化して暗くなった電球から新品に変えると明るさに驚きますよ!!
地デジとバックカメラの取付け依頼です。
X350ではセンターのナビ画面でナビ、オーディオ、エアコン等をマルチで操作する為純正のモニターはそのまま使用します。ですので純正のナビユニットに外部入力を割り込ませ、地デジとバックカメラを取り付けていきます。取付け後はこれまでの操作とほとんど変わらない操作で地デジを楽しめますし、バックカメラは勿論オート切り替えです。
ワイパーが動かないとの修理依頼です。
早速診断開始です。動かないといっても現車はスイッチオンでピクピクと動く気配がありましたので制御的な物よりメカニズム的な故障が予想されますね。念のためジャガーテスターを使用し、強制的にワイパーを駆動してみますが結果は同じでした。こうなると実際にワイパーを動かしているモーター周辺が一番怪しいので各所を単体診断していきます。結果はやはりモーター本体が原因でしたのでモーターと同時交換に指定されているリンクを交換して作業完了です。
エンジンに振動があり、チェックランプ点灯にて修理依頼です。
まずはジャガーテスターにて診断です。エラー内容は1番シリンダーのミスファイヤです。要は1番シリンダーがしっかり燃焼できていないという事です。
ここまでの情報をテスターから引っ張ったら後は単体点検にて原因を突き止めていきます。今回は定番のイグニションコイルの不良。
Xタイプの場合はインマニが被っているので作業が大変です。コイルとプラグを同時交換して作業完了です。
ここまでの情報をテスターから引っ張ったら後は単体点検にて原因を突き止めていきます。今回は定番のイグニションコイルの不良。
Xタイプの場合はインマニが被っているので作業が大変です。コイルとプラグを同時交換して作業完了です。
定期点検にてご入庫です。
弊社診断項目にて定期点検を実施していきます。その中で今回気になったポイントがバッテリーからの緑青(ロクショウ)噴き出し。緑青とは銅の錆です。劣化したバッテリーや過充電などで発生し、今回の様にターミナル部分に付着します。今回緑青が噴き出した原因はバッテリーの劣化のようでしたので弱っているバッテリーとターミナルの清掃、伝導性UPの専用グリスを使用し作業完了です。
キーロック時にフューエルリットのロックのみ作動しないとの修理依頼です。
現象を確認し診断を進めていきます。確かにドア、トランクはロックしますがフューエルリットのみロックが効かない状態です。走行には何ら支障はありませんがこのご時世どこでどんなイタズラや盗難をされるか分かりませんからね。修理しておくのがベターです!X308世代のジャガーはこの手の電装はまだまだアナログなシステムが主流です。なので配線図と車両の実測値を照らし合わせて診断していきます。原因はロックモーター本体の不良でした。モーターを交換して作業完了です。
エアコンが効かないとの修理依頼です。
診断を進めていきます。この車両は可変容量式コンプレッサーという新しいシステムを使用していますのでテスターが必須です!テスターで電気的な作動、ガス圧で機械的な作動、双方を診断し両方から原因を特定
していきます。今回はエアコンコンプレッサー内部ロックが原因でした。修理にはコンプレッサー本体を交換します。ジャガーは整備性が悪く、冷却水周り、電動ファン等交換時に外す必要があるパーツが多く他メーカーより手間がかかります。
していきます。今回はエアコンコンプレッサー内部ロックが原因でした。修理にはコンプレッサー本体を交換します。ジャガーは整備性が悪く、冷却水周り、電動ファン等交換時に外す必要があるパーツが多く他メーカーより手間がかかります。
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ジャガー車種別故障修理技術ファイル