ジャガー車検 整備 修理技術ファイル
ジャガー整備工場 > ジャガー技術ファイル事例一覧 >
No.099 ジャガー Xタイプ エンジン始動不可修理 点検 修理
クランキングはするがエンジンが掛からないとの修理依頼です。
早速診断開始です。エンジンが掛からない理由は様々ありますので一つずつ可能性を消していきます。診断を続けていくと燃圧が全く無いことが判明、燃料の圧力ですから原因は燃料系という事になります。後はフューエルシステムを辿っていけばフューエルポンプが原因と無事判明しました。定番ですね。
Xタイプの場合はリアシート下にある燃料タンクを丸ごと降ろす必要があるので少々大がかりな作業になります。
Xタイプの場合はリアシート下にある燃料タンクを丸ごと降ろす必要があるので少々大がかりな作業になります。
走行中に冷却水不足警告灯が点灯するとの修理依頼です。
冷却水のレベルを見てみると確かにやや少ない状態です。冷却水はエンジン回転数や水温等で常に多少レベルが変化します。なので今回の様に走っていると点灯する、点いたり消えたりするという場合には水量がやや足りない事が多いです。勿論やや足らなくなる原因を修理しなければ解決にはなりません。診断は冷却水回路に圧力を掛けて漏れ個所を断定していきます。
ジャガーはエンジン前部に冷却水のホースが集まっている上に分岐なども非常に多い構造です。ですのでノウハウがあり基本構造を分かっていないと確実な原因究明が難しいメーカーです。
今回はホースからの漏れを発見しましたので交換して作業完了です。
ジャガーはエンジン前部に冷却水のホースが集まっている上に分岐なども非常に多い構造です。ですのでノウハウがあり基本構造を分かっていないと確実な原因究明が難しいメーカーです。
今回はホースからの漏れを発見しましたので交換して作業完了です。
走行中に時々オートマの警告灯点灯、3速ホールドになるとの修理依頼です。
X308の中で最大の弱点と言えるAT故障。殆ど場合は内部の機械的な部分が駄目になるので要オーバーホールになってしまうのですが、今回のお車は滑り等もなく比較的症状が軽いようです。ジャガーテスターにて診断を進めていくとATFの油温センサーにエラーが入力されていました。今回はまず油温センサー交換で様子を見て頂くことになりました。交換にはATオイルパンを開けてAT内部にアクセスし交換していきます。センサー自体はハーネスと一体になっているのでATハーネスを交換して作業完了です。
ヘッドライトロービームをキセノン化したいとの作業依頼です。
もはやライト周りのカスタムの定番であるHIDです。白く明るくヘッドライトが照らすだけ乗って明るい、見てカッコいいと満足度の高いカスタムだと思います。
しかし取付けは少々大変、特に輸入車の場合はヘッドライト周りに作業スペースが少なかったり、球切れ警告灯の対策などがあります。このタイプのXKも一度バンパーを外し、ヘッドライトを取り外してライト自体を少し加工する必要があり手間がかかります。
しかし取付けは少々大変、特に輸入車の場合はヘッドライト周りに作業スペースが少なかったり、球切れ警告灯の対策などがあります。このタイプのXKも一度バンパーを外し、ヘッドライトを取り外してライト自体を少し加工する必要があり手間がかかります。
車検にてご入庫です。
車検診断を進めていきます。今回はエンジンのオイル漏れ等の他、足回りのブーツ切れを発見しました。足回りにはボールジョイントと呼ばれる人間で言う手首や股関節の様な関節部分がり、ジョイントを保護する為にブーツと呼ばれるゴムの膜があります。今回はその膜が切れてしまっています。切れてしまうと内部に封入されているグリスが飛び出し、また巻き上げた砂や水等が侵入、錆や摩耗を生み最終的にはガタが発生し異音等の原因になります。今回は症状としてはでていませんでしたが、当然好い物でもありませんし、国が定める検査項目にも引っかかってしまう為車検にも合格できません。該当のタイロッドエンドと呼ばれるパーツを交換して作業完了です。
走行中にオーバーヒートしたとの修理依頼です。
自走でのご来店は危険ですので、積載車にてご入庫です。早速診断を始めると、ラジエターホースが抜けてしまっています。他のメーカーでは中々無いトラブルですが、ジャガーにはあります。
ラジエターホースの受け側であるアウトレットパイプと呼ばれるパーツが樹脂製なのですが、これが劣化し形が崩れてきてしまいます。こうなるとホースも外れてしまい、今回の様なトラブルに繋がります。
修理はアウトレットパイプと角ホース、また冷却水周りで同様に樹脂製のパーツ部分は劣化具合も同じですので同時に交換させて頂きました。
ラジエターホースの受け側であるアウトレットパイプと呼ばれるパーツが樹脂製なのですが、これが劣化し形が崩れてきてしまいます。こうなるとホースも外れてしまい、今回の様なトラブルに繋がります。
修理はアウトレットパイプと角ホース、また冷却水周りで同様に樹脂製のパーツ部分は劣化具合も同じですので同時に交換させて頂きました。
「冷却水不足」警告灯点灯、その他オイル漏れが有るとの修理依頼です。
診断に取り掛かります。早速冷却水、オイル漏れ共に見つかりましたので冷却水には回路に圧力を掛け、オイルは一度洗浄しそれぞれ漏れ個所を探していきます。冷却水の方は定番のアウトレットパイプと呼ばれるパーツから、樹脂製の為時間と共に劣化し漏れに繋がる部分です。オイル漏れはフロントケースと呼ばれるエンジン一番前側のパッキン。こちらも定番作業ですね。特にX308は冷却水関係が弱いので一か所漏れていたら同時に劣化している箇所はセットで一気に交換してしまった方が今後安心してお乗り頂けます。
走行中にハンドルが流れ、タイヤも編摩耗しているとの修理依頼です。
車両をリフトアップし診断開始です。タイヤの編摩耗は主に右のフロントタイヤ、内ベリで摩耗もかなりのものでした。じゃあアライメントで修正!と簡単にはいきません。アライメントが狂っているなら多くの場合そうなってしまう根本的な原因があるはずです。事故による足回りのヒットや足回りの劣化等、今回のケースは足回りの劣化でした。特に編摩耗のあった右フロントはブッシュが完全に抜けてしまっていました。
修理はまずそれら劣化した足回りをしっかりと修復、また削れてしまっているタイヤは交換、その後4四輪アライメントを修正し完璧な状態にします。作業後は流れる現象はもちろん足回りの動きもリフレッシュされ新車時の乗り心地を取り戻しました。
修理はまずそれら劣化した足回りをしっかりと修復、また削れてしまっているタイヤは交換、その後4四輪アライメントを修正し完璧な状態にします。作業後は流れる現象はもちろん足回りの動きもリフレッシュされ新車時の乗り心地を取り戻しました。
サイドミラーの調整スイッチが壊れてしまったとの修理依頼です。
早速お車を拝見するとミラー調整用のダイヤルがポッキリ折れてしまっています。輸入車に多いスティックタイプの調整ボタンには多いトラブルです。お客様の中には何とか接着してくれない!?と仰られる方も多いですが、どうしても操作する時に加える力が軸部分の一点にかかるので強度が保てないんです。ですので今回はスイッチ交換にて修理させて頂きました。
走行中時々「レイキャクスイフソク」が点灯する。下回りには冷却水漏れがないような気がするとの修理依頼です。
リフトアップして漏れを確認します。確かに滴っている箇所はなく、冷却水の減りも僅かでした。そこで冷却水回路に圧力をかけて再び診断です。するとエンジンVバンク真ん中よりじわじわ漏れが出てきました。
漏れが僅かだったことと、Vバンクに溜まった事で下回りに垂れる事がなかった様です。作業はインテークマニホールドを外す必要があり多少時間がかかる作業です。
漏れが僅かだったことと、Vバンクに溜まった事で下回りに垂れる事がなかった様です。作業はインテークマニホールドを外す必要があり多少時間がかかる作業です。
Warning: Undefined variable $additional_loop in /home/marquis002/jaguar-seibi.jp/public_html/tech/wp-content/themes/mqj/tag.php on line 75
Warning: Attempt to read property "max_num_pages" on null in /home/marquis002/jaguar-seibi.jp/public_html/tech/wp-content/themes/mqj/tag.php on line 75
ジャガー車種別故障修理技術ファイル