ジャガー車検 整備 修理技術ファイル
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No.114 ジャガー XJ X358 ハンドル切ると異音修理
ステアリングを切ると唸るような音がするとの修理依頼です。
早速診断を進めます。確かにハンドルを切るとブゥーーーブゥーーーとエンジンルームから唸る様な音がします。パワステフルード不足ですね。しかし診断はここから!通常循環しているので減るはずのないフルードが何故減っているのかを診断する必要があります。リフトアップし確認するとパワステフルードの漏れを発見しました。これがフルードが減ってしまった原因でしょう。今回はパワステポンプ本体からの漏れでしたのでポンプと同時にパワステホース2本を交換して作業完了です。
走行中にパン!と音と共に車高が落ちてしまったとの修理依頼です。
車高が完全に落ちてしまっていたのでキャリアカーにてご入庫、特殊工具を使用し車高を強制的に上げ工場内へ。ベッタリ落ちたまま動かすのは危険です!
足回りだけでなくタイヤやボディーまで痛めてしまう可能性があります。リフトアップし診断を始めると左フロントショックが見事に破裂していました。当然穴から空気が逃げてしまうので車高は上がりません。今回は破裂していたショック一本に車が必死に車高を上げようとした結果、性能低下してしまっていたコンプレッサーを同時に交換して作業終了です。
足回りだけでなくタイヤやボディーまで痛めてしまう可能性があります。リフトアップし診断を始めると左フロントショックが見事に破裂していました。当然穴から空気が逃げてしまうので車高は上がりません。今回は破裂していたショック一本に車が必死に車高を上げようとした結果、性能低下してしまっていたコンプレッサーを同時に交換して作業終了です。
ジャガーXJ (X350)の足廻りの修理依頼です。
X350のリヤ足廻りはブーツが多く使用されていて、ゴムの材質が悪くすぐ劣化してグリス漏れが起きてしまいます。ブーツ破れによるグリス漏れは車検が通りませんので修理が必要になります。上下のアーム、ロッド、リンクそれぞれにブーツがあります。これらの部品を外す為にショック以外はほとんど脱着になるため手数の多い作業となります。ブーツのみでの部品設定が無い為、アッセンブリを新品、中古、リビルト品のいずれかで取り替える必要があります。
走行中にABS等各種警告灯が点灯するとの修理依頼です。
ABSの警告灯と液晶に「トラクションコントロールイジョウ」「スタビリティーコントロールイジョウ」とセットで表示される定番のトラブルですね。症状は同じでも原因は様々ですので必ず診断が必要です。テスターにてコンピューター診断を行うとタイヤの回転数を計測するセンサーのエラーが入力されていました。
ABSやトラクションコントロールの制御には必ず必要な情報ですので正しく測定出来ていなければ必然的にエラーが入力されます。今回はフロント左の不良でしたのでセンサー本体とメーカーが対策したハーネスをセットで交換して作業完了です。
ABSやトラクションコントロールの制御には必ず必要な情報ですので正しく測定出来ていなければ必然的にエラーが入力されます。今回はフロント左の不良でしたのでセンサー本体とメーカーが対策したハーネスをセットで交換して作業完了です。
走行中に冷却水不足の警告灯が点灯したとの修理依頼です。
早速エンジンルームを覗いてみると直ぐに漏れ個所を発見できました。冷却水が漏れた後乾燥するとムースの様な泡状になるのですが物凄い量の漏れ跡泡がウォーターポンプより噴き出して下に垂れていました。他もくまなく診断していくとホースの繋ぎ目、パッキン等至る所に漏れ跡を発見しました。お客様と打ち合わせの結果一気に修理すると仰って頂けましたので今回は冷却水周りと同時に酷かったエンジンオイル漏れ修理を一式行いました。エンジン回りの修理は分解箇所が重複する場合が多いので一気に行ってしまった方がお得なケースが多いです。
走行中に「レイキャクスイフソク」が点灯したとの修理依頼です。
診断を進めていきます。ボンネットを開け冷却水のリザーブタンクを見てみると空っぽです。これでは当然警告灯が点灯しますね。後は冷却水が減る原因を見つけるだけですがX350の場合エンジン前側にパーツが多い為ある程度分解を進めながらの診断になります。冷却水回路を辿っていくと見つけました。ウォーターポンプから漏れています。
漏れはかなり酷くエンジンを伝って下まで滴っていました。今回はウォーターポンプのガスケットではなく本体の合わせ面からの漏れでしたのでウォーターポンプ自体を交換して作業完了です。
冷却水漏れは後が怖いトラブルですので早めの修理がキモですよ!
漏れはかなり酷くエンジンを伝って下まで滴っていました。今回はウォーターポンプのガスケットではなく本体の合わせ面からの漏れでしたのでウォーターポンプ自体を交換して作業完了です。
冷却水漏れは後が怖いトラブルですので早めの修理がキモですよ!
スピードメーターの半分と水温計のバックライトが点かないとの修理依頼です。
定番のメーターイルミバルブの球切れですね!近年はLEDバックライトやカラー液晶等でどんどん修理できる物が減っていますが、このX308ではいわゆる普通の電球を使っているのでストップランプ等と同じで球切れを起こします。ウッドパネル等を取り外し、本当に球切れを起こしているかを単体点検すれば診断完了です。交換も同様の手順でメーター本体を取り外し交換するだけです。
簡単な作業ですが、劣化して暗くなった電球から新品に変えると明るさに驚きますよ!!
簡単な作業ですが、劣化して暗くなった電球から新品に変えると明るさに驚きますよ!!
地デジとバックカメラの取付け依頼です。
X350ではセンターのナビ画面でナビ、オーディオ、エアコン等をマルチで操作する為純正のモニターはそのまま使用します。ですので純正のナビユニットに外部入力を割り込ませ、地デジとバックカメラを取り付けていきます。取付け後はこれまでの操作とほとんど変わらない操作で地デジを楽しめますし、バックカメラは勿論オート切り替えです。
キーロック時にフューエルリットのロックのみ作動しないとの修理依頼です。
現象を確認し診断を進めていきます。確かにドア、トランクはロックしますがフューエルリットのみロックが効かない状態です。走行には何ら支障はありませんがこのご時世どこでどんなイタズラや盗難をされるか分かりませんからね。修理しておくのがベターです!X308世代のジャガーはこの手の電装はまだまだアナログなシステムが主流です。なので配線図と車両の実測値を照らし合わせて診断していきます。原因はロックモーター本体の不良でした。モーターを交換して作業完了です。
走行中に時々オートマの警告灯点灯、3速ホールドになるとの修理依頼です。
X308の中で最大の弱点と言えるAT故障。殆ど場合は内部の機械的な部分が駄目になるので要オーバーホールになってしまうのですが、今回のお車は滑り等もなく比較的症状が軽いようです。ジャガーテスターにて診断を進めていくとATFの油温センサーにエラーが入力されていました。今回はまず油温センサー交換で様子を見て頂くことになりました。交換にはATオイルパンを開けてAT内部にアクセスし交換していきます。センサー自体はハーネスと一体になっているのでATハーネスを交換して作業完了です。
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ジャガー車種別故障修理技術ファイル