ジャガー専門店マリオットマーキーズ

ジャガー車検整備,お乗り換えはマーキーズへ

ジャガー整備,販売,買取,車検はマーキーズへ
匠の技
お問い合わせ
ボッシュカーサービス
ジャガー
ジャガー
ジャガー
ジャガー
ジャガー
ジャガー
ジャガー
ジャガー
ジャガー
ジャガー
ジャガー整備工場 > ジャガー整備スタッフブログ > ジャガー XJ X351 車検整備

ジャガー XJ X351 車検整備

マリオットマーキーズ整備ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回はジャガーXJ X351 の車検のご依頼です
車両で特に気になるところは無いとの事ですがしっかり点検致します。

まずは灯火類、エンジンルーム等を点検し、問題ありませんでした。
次に下回りの点検を行います。
x351はよく足回りのブーツが切れてしまいます。ボールジョイントブーツが切れてしまうと保安基準に適合しなくなってしまうので注意して点検します。
ブーツ切れはありませんでしたが、バキュームポンプからのオイル漏れがあったのでお見積もり致しました。

他は特に問題ありませんでしたので消耗品などの定期交換部品や先程のオイル漏れ修理の提案をさせていただきご理解頂けたので作業に入ります。
まずはエンジンオイル交換を行いますがオイルを抜きながらオイル漏れ修理も行います。
バキュームポンプは部品本体が変更されておりますのでオイル漏れ対策がされている部品になります。
交換後は綺麗に清掃します。

リフトを下げオイルエレメントを交換、ワイパーも交換しオイルを入れエンジンを始動しオイル漏れが無いか確認をします。
漏れがない事を確認したので作業完了となります。

現状調子が悪くない車両でも点検に出すことでさらに良いコンディションでご使用することができますので点検のご依頼はぜひ弊社へご相談ください

ジャガーXJ X350 冷却水漏れ修理

マリオットマーキーズ ジャガー整備ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日ご紹介する整備はジャガーX350の冷却水漏れ修理です。

冷却水タンク内の水が減るということでご入庫いただきました。

早速点検していきます。

こちらがX350のエンジンで、X350はもモデルによってV6エンジン、V8エンジンが搭載されていますね。
こちらのX350はV8 NAエンジンです。

クーラントタンクがエンジン前側にあるのでまずは水量をチェックします。
クーラントレベルがLowを下回っていて冷却水が足りていない状態ですので、おそらくどこかから冷却水が漏れていそうです。

漏れを確かめるリークテスターを使用して圧をかけると、エンジン前側のウォーターポンプから冷却水が漏れていることが確認できました。
このエンジンはよくウォーターポンプ廻りから冷却水漏れを起こします。

他に漏れ箇所はありませんでしたが、劣化している廻りのウォーターホースや同じくらいよく漏れるサーモハウジングもお客様にご提案させていただき交換となりました。

ウォーターポンプの交換はまずクーラントタンクやインテークパイプを外し邪魔なウォーターホースを外していきます。

こちらがウォーターポンプです。
ポンプの廻りに漏れた冷却水が固まって跡ができているのがわかります。

ポンプを外した後は廻りについた固まった冷却水を綺麗に清掃して新品のウォーターポンプを取り付けます。

サーモハウジングとウォーターホースも交換して、組み付けは逆の手順で行っていきます。

組み付け後、冷却水のエア抜きを行い漏れがないことを確認、試運転して問題がありませんでしたので作業完了となります。
今回のようなエンジンの冷却水漏れを放置してしまうと、エンジンがオーバーヒートを起こし、最悪の場合エンジンを破損させてしまう場合があります。

ジャガーで何か気になることがありましたら、実績豊富な弊社へぜひご相談ください。

ジャガーXKR リアクランクシール交換 修理 整備

マリオットマーキーズ ジャガー整備ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回はジャガーXKRのリヤクランクシール交換をご紹介いたします。
車の下にオイルが垂れていることがあるということでご入庫いただきました。

早速オイル漏れの点検をしていきます。

ボンネットを開けエンジンルーム確認したところ、オイルが漏れている箇所は見当たらなかったのでリフトアップし下廻りを点検します。

すると、トランスミッションのハウジングとエンジンの接続部からオイルが漏れていることを確認しました。
この箇所から漏れているということは、エンジンのリアクランクシールから漏れている可能性が高いです
ただしリヤクランクシールからの漏れを確認するのには、トランクミッションを外す必要があります。
早速ミッションを取り外していきます。

邪魔になるキャタライザー、プロペラシャフトを取り外して、ミッションを降ろしました。

あとはフライホイールを取り外し、リアクランクシールを確認します。

やはりリアクランクシールからオイルが漏れていました。シールの下部にオイルがしずくになっているのがわかります。

お客様にご説明させていただき、リアクランクシールの交換を行いました。

交換後、試運転を行い問題がありませんでしたので作業完了となります。

やや年式が経ったジャガーでもメンテナンスを行えば、まだまだ乗ることができます!
何か気になることがあれば、ぜひ弊社へご相談ください。

ジャガーXタイプエンジン冷却水漏れ/オーバーヒート修理 

こんにちは。ジャガー整備スタッフです。

今回の整備内容はジャガーXタイプ冷却水漏れです。

最近は酷暑が続き、人だけでなく車にも影響を及ぼしていると思います。
エンジンもすぐに暑くなり、冷却水が少しでも漏れるとオーバーヒートしてしまうことが多いです。
今回のケースも冷却水不足の警告灯が点灯してすぐにオーバーヒートになってしまい、キャリアカーにてご入庫いただきました。。

診断結果は、、、

Xタイプのエンジンでは冷却水が漏れやすい弱点の箇所が決まっており、リザーブタンク、ウォーターポンプ、サーモスタット、サーモスタットにつくウォーターホース等が一般的に漏れやすい箇所になります。
点検していくとリザーブタンク内の冷却水も空っぽになっていました。

今回の場合はリザーブタンクにクラックが入りそこから漏れているところとウォーターポンプから漏れているのが分かりました。
樹脂製のタンクは経年劣化してくると黄色く色が変わってきてヒビが入りやすくなり、またホースが刺さる部分も樹脂でかなり細長いのでそこも折れて壊れることが多いです。
ウォーターポンプもエンジンのベルトとは別のベルトで駆動されているタイプで漏れ以外にも軸が歪んでガタが出たりします。

リザーブタンク交換及びウォーターポンプ交換

リザーブタンクは特に大きな部品等、外せずに交換できますがウォーターポンプはエアクリーナーのボックスやバッテリーなどを外さないとアクセスが出来ません。

赤丸部分が交換したウォーターポンプで黄色丸が取り付けた新品の冷却水リザーブタンクです。

ジャガー冷却水漏れ/オーバーヒート修理費用を抑えるコツ

ジャガーの冷却水関連の部品は一つ一つの点数が多く、金額も高くなりがちです。
漏れている箇所をピンポイントで修理したとしても劣化が進んでいるホースやガスケット、パッキン類等からまたすぐに漏れてきてしまうケースがあります。

そこで、やはり修理費用を抑えるコツとしてはしっかりとした点検、診断を行い、なんでも交換ではなく、本当に必要な部分を適切な修理で直していくことだと思います。
修理費用でお悩みの場合は是非一度ご相談ください!

まだまだ多い!ジャガーXJ X350 車高落ち/エアサスペンション修理/故障

こんにちは。ジャガー整備スタッフです。

いつもマリオットマーキーズのジャガー整備サイトをご覧頂き有難う御座います。

今回の整備内容はまだまだご依頼が多いジャガーXJ X350 エアサスペンション修理です。ジャガーX350の型で定番中の定番の故障です。
車高が規定値より下がったり、コンプレッサー圧力が低下しているとセンサーが反応して警告灯が点灯します。
そのままにして完全に車高が落ち切ってしまうと動かすのにも一苦労かかってしまいます。その際にバンパーやフェンダーを傷つけてしまったり、
他の足回りに影響を及ぼしてしまったりなどX350 、X358の型では珍しくないです。

大体故障箇所は決まっていて、、、

サスペンション本体のエア漏れ、エアサスペンションのコンプレッサーの内部ショート、コンプレッサーリレーの接点不良、バルブブロックの内部故障が主な故障箇所になります。
今回のケースはエアサスペンション本体からエア漏れを起こしており、サスペンション内部のエア圧が規定値にならずにコンプレッサーが回り続け、コンプレッサーも内部でショートしてしまったという状態でした。
テスターで診ていくとエアサスペンション本体のレベリングの合理性エラーの故障コードとコンプレッサー(リザーバー)合理性エラーの故障コードが入っていました。
通常ここでバッテリーの端子を外してコンプレッサーの作動を止めて、サスペンション本体からのエア漏れをチェックしていく流れになります。水で薄めた洗剤等を吹きかけるのも手ですが届かない箇所があるので両方行うのが正確な診断に繋がります。

修理費用を抑えるために、、、

今回は純正部品ではなく純正OEM品にてエアサスペンションとコンプレッサー、リレー交換行いました。

エアサスペンションと

コンプレッサー

エアサスペンションを純正の新品で使用すると1本大体28万円前後かかります。コンプレッサーだと大体25万円くらいです。
そこで部品によってはOEM品などを用いてコストを上手に抑えるのが一番のコツだと思います。ただ一概に安ければでは良いというわけではなく、しっかりと良品かどうか見極められる目を持っている専門店に依頼するのが一番です。修理費用でお悩みの場合は是非まず一度ご相談いただければと思います。

ジャガーXKR エンジン警告灯修理

いつもマリオットマーキーズの整備サイトをご覧頂き有難う御座います。
こんにちはジャガー整備スタッフです。

今回の整備内容はジャガーXKR エンジン警告灯修理です。
アイドリングも不安定で交差点でたまにエンジンストールしてしまうみたいです。

トラブルシュート開始

テスターで診断進めていくと、エラーの入力でエンジンの混合気がリーン(薄い)というエラーが入力されていました。
通常、車には理論空燃比という値があり、混合気中の酸素と燃料が、過不足なく反応する時の空燃比のことで日本で市販されているガソリンの場合の理論空燃比は14.7になっています。
14.7以下の状態をリッチ(燃料が濃い)、14.7以上の状態をリーン(燃料が薄い)と呼びます。今回のジャガーは燃料が薄いというエラーが入っており、つまり燃料が少ない、酸素が多い状態になっていて、エンジンに不調を起こしている事が分かります。エンジンフードを開けるとヒューヒューとエアを吸っている音が聞こえ、カバー類をバラしていくとエアクリーナーボックスに繋がるブローバイパイプに亀裂が入って空気を思い切り空気を吸っていました。

簡易的にテープを巻いてエア漏れを止めるとエンジン不調が治まりましたのでまずはこちらを修理していく流れになります。

パイプの破損以外にも、、、

カバー等外していくとパイプの破損以外にエンジンのオイル漏れがありました。
定番のタイミングチェーンケースカバーよりオイル漏れがありました。

交換するにはエンジン前廻りの補機類を全て外していく作業になります。

ジャガー点検/診断/修理の際は、、、

部品の構成や弱点を知っていて、尚且つ知識とノウハウがより必要とされます。

まずは正確な診断と点検を行う事、そしてお車の状態を正しく知る事で必要な整備を行いメンテナンスしていくことが重要です。

ジャガーXKR エンジンオイル漏れ修理

こんにちはジャガー整備スタッフです。

マリオットマーキーズの整備サイトをご覧頂き有難う御座います。
今回の整備内容はジャガーXKのエンジンオイル漏れの修理です。

ジャガーXKR

ジャガーが誇るラグジュアリークーペの代表で20年たった今でも根強い人気があり、ファンも多い車種です。XJと同じくエンジンオイル漏れや足廻りブッシュ類のガタ、冷却水漏れ等、弱い箇所が決まっていて今回はその中でもエンジンオイル漏れの修理になります。作業でエンジンフードが邪魔になるので取り外しての作業になります。

エンジンフロントケースオイル漏れ

このエンジンの定番中の定番、フロントケースパッキンのオイル漏れです。ケースカバーを外すにはエンジンのヘッドカバー、ラジエーター、前側についているVベルト、テンショナー、アイドラプーリやオルタネーター、エアコンコンプレッサー、パワーステアリングポンプ、ウォーターポンプ等も全て脱着しなくてはなりませんので中々大変な作業になります。

ケースカバーまで外すとこんな感じになります。

取り付け時もしっかり清掃してケースのあたり面をオイルストーンで磨いてからパッキン交換するだけでなく今後の為に漏れやすい箇所にはシール剤を塗布してトルク管理しながら付けていきます。

今回はラジエータとエンジンマウントにも劣化が診られましたので同時に交換させて頂きました。

エンジンマウントは完全にオイルが抜けており交換するとアイドリング時の嫌な微振動がなくなるのが顕著に分かります。

年数が経っている車両に長く乗るコツは、、、

このXKもそうでしたが年数が経ってくると劣化してくる部品は出てきます。もちろん車両の乗り方や当たりはずれはあります。そこでディーラー以外にこう言った決まった専門店を知っているというのはかなり得です。お客様と綿密な打ち合わせの元、修理したほうが良い箇所、まだ様子を見てもいい箇所など正確に判断して緊急性が高いところを優先して直していくというのが費用も抑えられてしっかりとメンテンスしているといえると思います。

ジャガーXJ X351 冷却水漏れ修理

こんにちは。ジャガー整備スタッフです。

マリオットマーキーズの整備サイトをご覧頂き有難う御座います。

今回の整備内容はジャガーXJエンジン冷却水漏れの修理です。

新型のXJ(X351型)でも走行距離に応じて段々とエンジン廻りで故障が出始めてきました。

定番のウォーターポンプやサーモスタットは距離数や年数に応じて交換しておくことが今後かかる整備費用を抑えるコツです。

冷却水のリザーブタンク内が、、、

メーター上にエンジン冷却水不足のアナウンスが出ており、エンジンルームを開けて診断していくと冷却水独特の甘い匂いがしていました。

冷却水リザーブタンク内を見るとMINを下回っているのが分かります。

早速点検していくと、各ウォーターホースやウォーターポンプからもにじみ漏れが発生していました。

他にもウォーターポンプにささっているパイプからも漏れており、ここは「インテークマニホールド」を外しての作業になります。

ウォーターパイプ交換までの流れ

まずはスロットルボディを外して、、

インテークマニホールドも外すと、、

冷却水が漏れていたのがより分かります。

綺麗に清掃を行い、ようやくここでパイプを取り付けていきます。

この黒い樹脂で出来ているのがウォーターポンプに刺さるパイプです。

やはり樹脂パーツなので経年で劣化していきます。X351の型でも初期型のものや距離数が多いものではたまに滲んでいる車両を見かけるようになってきています。

清掃を十分に行い、逆の手順で取り付けていけば後はエア抜き等、最終チェックを行い完成です。

ジャガーの水廻り修理といえば、、、

マリオットマーキーズではジャガー屋といわれるくらい昔からジャガー整備を行っていますので年式が古いモデルから現行のモデルまで全て問題なく見ることが出来ます。

特に水廻りの修理は最初が肝心で劣化しているホース1本交換しなかっただけでまた弱っている箇所に圧力逃げてそこから漏れてくるケースは多々あります。

やはり交換すべきかどうか見極められる目を持っている専門店に依頼するのが一番です。

新しいジャガーのトラブルでもお悩みの場合は是非一度ご相談ください。

ジャガー XJ X358 オーバーヒート修理

マリオットマーキーズの整備サイトをご覧頂き有難う御座います。
こんにちはジャガー整備スタッフです。

今回の整備内容はジャガーXJ X358オーバーヒートの修理です。

ジャガーの水廻りといえば定番の故障ですがX358のスーパーチャージャー付きのエンジンの場合は診断も作業もノーマルエンジンと比べると大変です。
部品点数も多くなり、箇所によってはアクセス出来るまで多くの部品を脱着しなければなりません。

オーバーヒートの原因は、、、

ジャガー XJ X358 オーバーヒート修理

オーバーヒートは、エンジンの温度を何らかの理由により下げられなくなると発生する症状です。

要因は様々有りますが、代表的な事例として噴き上げや漏れにより冷却水が不足し発生するケースは少なくありません。

また、オーバーヒートは最悪の場合、エンジン本体を痛める事も有りますので、修理する側としてはシビアにならざるをえません。

ジャガー XJ X358 オーバーヒート修理

点検の結果いたる箇所から冷却水漏れがあり、まずはこちらを修理していかないと正確な診断も出来ません。
一つ一つ水廻り関連のホース等をチェックしていきます。

ジャガー XJ X358 オーバーヒート修理

サーモスタットのハウジングや定番のリザーブタンク、ガスケット、オーリング類、ホース類全て確認して必要な部品を洗い出していきます。

ジャガー XJ X358 オーバーヒート修理

スーパーチャージャー下のウォーターホース

スーパーチャージャーが付いているので細かい箇所は鏡を使用し見ていくとスーパーチャージャー下のウォーターホースからの水漏れも確認出来ます。

ジャガー XJ X358 オーバーヒート修理

ここは見過ごしがちなのでジャガーの場合は要確認です。

ジャガー XJ X358 オーバーヒート修理

オーバーヒートが疑われる症状は

冷却水のリザーブタンク内の水量が著しく減少している、水温計の針がいつもより高い温度を示している、ラジエターファンは回っているのに水温が下がらない、

冷却水警告灯が点灯しているなど様々有りますので、いつもと違う事に気が付きましたらすぐに専門店で診てもらう事が先決です。

ジャガー水廻り修理の際は、、、

この様にジャガーの水廻り関連は部品点数が多い為、一つ漏れ箇所を見過ごしたり、交換しなかっただけでそこから漏れてくる可能性が高いです。

部品の構成や弱点を知っていて、尚且つ知識とノウハウがより必要とされます。

まずは正確な診断と点検を行う事、そしてお車の状態を正しく知る事で必要な整備を行いメンテナンスしていくことが重要です。

ジャガーXJR X308エンジン冷却水漏れ修理

こんにちは。ジャガー整備スタッフです。

マリオットマーキーズの整備サイトをご覧頂き有難う御座います。
今回の整備内容はX308のエンジンの冷却水漏れです。
冷却水はエンジンオーバーヒートを防ぎ、温度をほぼ一定に保ちエンジン本来の性能を発揮できるようにしている重要な装置です。

やや年式も重ねてきたXJ X308型ですが、まだまだ現役です。
冷却水漏れは重要ですが、よくある箇所でもあります。
しっかり整備しジャガーライフをお楽しみください!

ジャガーXJ X308

ジャガーXJ X308はX300系のマイナーチェンジモデルとして1998年に登場しました。
エンジンも前モデルの直列6気筒からV型8気筒エンジンになりよりコンパクトになりました。

ジャガーXJR X308エンジン冷却水漏れ修理

ジャガーに限らず冷却水漏れは輸入車に多い事例ではありますが、年式が古くなるにつれてX308も冷却水漏れは度々見られる症状です。
冷却水漏れが進行すると白い煙が出たり走行にも影響する部分ですので、修理は必須です。

ジャガーXJR X308エンジン冷却水漏れ修理

X308はX350同様、当社で数多くメンテナンスしている車種です。

ジャガーの場合独自の設計から関連部品が多くなるところもありますので、部品も説明しながらご紹介します。
今回ご紹介する事例はV8エンジンにスーパーチャージャーが搭載されているXJRのモデルになります。

X308 エンジン冷却水漏れ修理

まずは漏れている箇所の特定から入っていきます。
加圧テストを行い、箇所を見つけていきます。

特にX308は冷却廻りの関連部品が多く、1か所でも再利用したり、交換しなかったりすると、劣化しているところからまた漏れてくることが多いです。
漏れ修理の宿命ではあります・・・。

今回は定番箇所である「ウォーターポンプ」と「スーパーチャージャー下のウォーターホース」からの漏れが確認出来ました。

下記左が交換したウォーターポンプです。

ジャガーXJR X308エンジン冷却水漏れ修理

またX308では定期交換推奨部品とされる「サーモスタット」も同時交換しました。

ジャガーXJR X308エンジン冷却水漏れ修理

冷却水ホースやパイプ類も劣化が見られるところ、再使用出来ないところはここまで交換しました。

ジャガーXJR X308エンジン冷却水漏れ修理
ジャガーXJR X308エンジン冷却水漏れ修理

冷却水漏れ作業するにあたって

エンジン前回りを外していき、ようやく漏れている箇所までアクセスできます。
年数も立っているのでボルトやビス一本一本に丁寧に外していきます。固着していたり、ダメージが大きいものは外す際に折れてしまったりします。
外してから交換が必要であれば交換、清掃で済むものは磨いて状態を良くして再度組み付けていきます。

ジャガーXJR X308エンジン冷却水漏れ修理
ジャガーXJR X308エンジン冷却水漏れ修理
コチラがVバンクの間に丁度溜まっている冷却水になります。
ジャガーXJR X308エンジン冷却水漏れ修理

ウォーターホースが通っており、このホース類がよくエンジンの熱で劣化が早まり、ダメになっていきます。
今回の漏れていた箇所です。

最後に、、、

清掃後、組み付けてエア抜き等全て行い、エンジン冷間時に冷却水量の確認をして最終チェックしてきます。

冷却廻りの整備をした時に少しでも冷却水の清掃が不十分だとエンジンが温まってきた際に冷却水独特の甘い匂いがしたりします。
清掃を十分に行わないと整備後の完成検査も正確に出来ません。
作業する際の準備や清掃はある意味整備をするうえで一番重要になってくるセクションであると思います。

ジャガー故障でお困りの際はまずはマリオットマーキーズへご相談下さい!