こんにちは。ジャガー整備スタッフです。
マリオットマーキーズの整備サイトをご覧頂き有難う御座います。
今回の整備内容はジャガーXJエンジン冷却水漏れの修理です。
新型のXJ(X351型)でも走行距離に応じて段々とエンジン廻りで故障が出始めてきました。
定番のウォーターポンプやサーモスタットは距離数や年数に応じて交換しておくことが今後かかる整備費用を抑えるコツです。
冷却水のリザーブタンク内が、、、
メーター上にエンジン冷却水不足のアナウンスが出ており、エンジンルームを開けて診断していくと冷却水独特の甘い匂いがしていました。
冷却水リザーブタンク内を見るとMINを下回っているのが分かります。
早速点検していくと、各ウォーターホースやウォーターポンプからもにじみ漏れが発生していました。
他にもウォーターポンプにささっているパイプからも漏れており、ここは「インテークマニホールド」を外しての作業になります。
ウォーターパイプ交換までの流れ
まずはスロットルボディを外して、、
インテークマニホールドも外すと、、
冷却水が漏れていたのがより分かります。
綺麗に清掃を行い、ようやくここでパイプを取り付けていきます。
この黒い樹脂で出来ているのがウォーターポンプに刺さるパイプです。
やはり樹脂パーツなので経年で劣化していきます。X351の型でも初期型のものや距離数が多いものではたまに滲んでいる車両を見かけるようになってきています。
清掃を十分に行い、逆の手順で取り付けていけば後はエア抜き等、最終チェックを行い完成です。
ジャガーの水廻り修理といえば、、、
マリオットマーキーズではジャガー屋といわれるくらい昔からジャガー整備を行っていますので年式が古いモデルから現行のモデルまで全て問題なく見ることが出来ます。
特に水廻りの修理は最初が肝心で劣化しているホース1本交換しなかっただけでまた弱っている箇所に圧力逃げてそこから漏れてくるケースは多々あります。
やはり交換すべきかどうか見極められる目を持っている専門店に依頼するのが一番です。
新しいジャガーのトラブルでもお悩みの場合は是非一度ご相談ください。