こんにちは。ジャガー整備スタッフです。
マリオットマーキーズの整備サイトをご覧いただきありがとうございます。
この度、アメブロから移行しジャガー整備専門のブログが設置されました!
今後はこのジャガー整備専門ブログにてより現場の事例をご紹介していければと思います。
はじめにxj X350の故障修理でよくある事例を選んでご紹介します!
ジャガーXJ
X350といえば、マーキーズを思い出していただきたいほど販売も整備も多くの実績があります。
整備部門では購入いただいたジャガーのメンテナンスも数多くこなしています。
また長年ジャガーを所有している整備スタッフもいるほどジャガーは当社にとって特別な車種です!
走るセダンのXJ X350
ジャガーと言えば、どんなデザインを思い出すでしょうか。
現行はX351型と言い、先代のX350からフルモデルチェンジされ、外観もインテリアも大きく違います。
X351型もディーラー保証期間を超えて整備内容が増えてきていますが、整備のメインになっているのはやはりX350型になります。
X350には、マイナーチェンジを施したX358もラインアップされています。
英国生まれの品格あるジャガーの特徴の一つで「走るセダン」というポイントがあります。
アルミフレームにより軽量化された構造と、「ねこ足」とも形容されるしなやかで柔らかい足廻りが特徴です。
その走りをささえるXJの足廻り
ジャガーXJ X350の特徴であるエアサスペンションです。
経年劣化により性能が劣化しやすいポイントです。
高年式の中古車ジャガーで低価格の物がありますが、まずは見れるようであれば足廻りの劣化具合を見るのがお勧めです。
エアサスペンションの風船となる部分にキズが入りエアー漏れを発生します。
下側から見るとこのようにキズが入っています。
この状態になると車高が上がった時に空気が漏れて車高を維持できなくなります。
エアサスペンション故障例 劣化部品、新品部品
上記が、劣化部品と新品部品になります。
XJはX308型までは油圧のサスペンションでしたがX350からはエアサスペンションになりました。
このエアサスの故障が当社で定番修理の一つでもあります。
ジャガーの場合、例えばエアサスの左右どちらかが1本故障してエアが抜け落ちてしまうとジャガーという車の特性上、左右で車高のバランスを合わせるように調整されます。
これは空気を送るラインシステムの関係上機能するのですが、片側だけが下がってしまうのは伝統ある高級車ジャガーのバランスを損なってしまう為こういった構造になっていると言われています。
エアを送るコンプレッサーの故障
足回りの故障はサスペンションだけではありません。
サスペンションから空気が漏れ、コンプレッサーが空気を送らなければ車高が下がってしまう為、常時回り続けることになります。
コンプレッサーは休まず作動し続けることになりますので、故障が発生するのも時間の問題です。
まずはサスペンションに不具合があるのか、コンプレッサー本体の問題なのか、又はコンプレッサーのリレーや電源ラインの故障なのかを正確に診断し、判断することが重要になります。
正確な診断が出来る技術と知識とノウハウ
そこで一番重要になってくるのは診断スキル、知識とそれを元に修理が出来るノウハウです。
現代の自動車は電子制御の機構が当たり前になっているので、診断機を使用し故障個所の診断をする技術も必要になります。
時として修理は1か所を直してみないと判断がつかないという場合もあります。
最後にはやはり経験と知識が無いと症状の改善はできません。
当社では各車種スペシャリストが整備を担当しており、20年以上前からジャガーを扱っていますので経験、知識、ノウハウ全て揃っています!
メインは純正部品になりますが、実績あるOEMパーツも多く確保しておりますので費用の面でもご相談に乗れると思います。
今回は足廻りの事例でしたが、ジャガー全般についてメンテナンスは当社におまかせください。
ブログも度々更新していきますのでぜひチェックお願いします!
お気軽にお問い合わせください!